お給料は我慢料?モチベーションを維持するための方法とは?
こんにちは!ハートウォームアドバイザーあき子です。
今回は、美輪明宏さん語録の1つ「仕事がつまらないと嘆くあなたへ”お給料は我慢料です”」について、私の考えや経験をお伝えします。
ひとそれぞれ価値観が違いますし、時代背景もあるのかなと思いますが。
毎日一生懸命はたらいて、安いお給料でモチベーションが上がらない・・・と嘆いている人は多いのかなって。
立ち止まってみて、一緒に考えてみませんか?
お給料は我慢料?モチベーションを維持するための方法とは?
わたしはバブルもバブル崩壊も経験した元OL。
入社してから10年くらいは毎年のベースアップは1万円以上という良い時代も知っています。
30年ほど前のことですから、今の価値で言うと数万円にはなるでしょうね。
もちろん比例してボーナスもどんどんと上がり、ほくほくでした(笑)
でも、バブルが崩壊しお給料は据え置かれ、ボーナスは激減。
こうなると、お給料が安いという感覚になってしまい、同時に今まで以上にストレスを強く感じるようになりました。
モチベーションの維持が難しい・・・
そして年功序列が強い時代の給与体系がそのままですから、あまり働かないおじさんのお給料と比べ、自分はこんなに働いているのになんで?という思いが募りました。
もともと誰から教えられたのか「お給料は労働の対価」と思っていたので、こういう状況は仕方が無いし辞めて転職しても今よりいいお給料のところは無いと。
今はもうなくなりつつある「終身雇用」の時代ですし、転職=キャリアアップと言う考えはあまりなかった時のお話しですね。
では、お給料って何なのか?
どう考えるとシアワセに感じるのかを考えてみましょう。
お給料が安い?時間を拘束された対価なのか?
毎日、満員電車に揺られて決まった時間に必ず出勤する。
30年以上ものあいだ会社員生活をしていたので、習慣化されている行動とはいえその大変さはよくわかります。
通勤だけでホント疲れますよね。
お給料が「拘束された時間の対価」だと考える場合、日々、定時で退社できたとして、
- オフィスまでにかかる時間=2時間(仮に片道1時間とする)
- 労働時間=8時間(お昼休憩を含むと9時間)
と、働くために必要な時間は合計で11時間。
1日は24時間ですから、その半分近い多くの時間を「仕事」に費やしています。
これが在宅ワークになると通勤時間がフリーになるので随分と違いますが、出来高払いではない会社員のお給料は1種の「拘束料」と考える人もいるでしょうね。
お給料は我慢料なのか?2つの考え方でストレス軽減を
では本題に入りますね。
「仕事がつまらないと嘆くあなたへ”お給料は我慢料です”」
この言葉について、わたしの思いや考えるところを。
もともとは「お給料は時間拘束の対価」と思っていたんですが、バブル崩壊後は「お給料に見合う働きをする」⇒「お給料は辛いことやストレスフルなことへの我慢料」だと考えるようになりました。
【お給料は我慢料なのか?】見合う働きに徹することはありか?
上から目線のようで申し訳ないのですが、いっとき「お給料に見合う働きをする」と言う考えが出来たらと真剣に思っていました。
- お給料は上がらない
- 他人と比較をしてしまい疲弊する
こんな状況でしたが、転職を考えることもできず。
では、どうやったらストレスを少しでも減らすことができるのか?
それで思いついたのが「お給料に見合う働きをする」という考え方です。
それは、わたし個人の勝手なメジャーで「見合う働き」を決めるということ。
何さま?ですよね。
でも毎日がしんどい・・・だから、解放される策として。
- プラスアルファの仕事は断る
- 他の人の仕事を安請け合いしない
- 残業や極力避ける
などの対策を考えました。
例えば「ここまでしかできません」など、言うのもありだと妄想もしましたが・・・
考えた末の策でしたが、わたしはできずじまいでした(悲)
結局は今までやってきた仕事の取り組み方を、カンタンに変えることが難しかった。
「お給料に見合う働きをする」やストレスを軽くしたいという思いが弱かったのかもしれません。
ホントにストレスが大きかったので真剣に考えたんですけどね。
- 急に変わることの怖さ
- 周りが変化するわたしをどう見てどう思うか?(良くは思われないだろうと)
これらが自分の思いよりも気になってしまい、実行できませんでした。
自分を軸にしてモノゴトが考えれていない、、、
案外、周りの人って思うほど何も感じていなかったり、気がついていてもさほど関心が無いものなんですけどね。
他人の目が気になりすぎました。
【お給料は我慢料なのか?】何でも盗んじゃおう!?自分軸で考えてみる
わたしは70歳まで働ける環境に居ながら、60歳になるまでに会社を辞めようと考えるようになりました。
自分の仕事の質や量はかなり頑張っていたつもりで、ちょっと自信もあったのですがお給料はなかなか思うように上がらない、、、
それは薄々分かってましたが、思っているほどは私は評価されなかった・・・ということです。
そんな時にキャリアコンサルタントの資格取得をし、これがキッカケで60歳までにはフリーランスになりたいなと。(この辺りのお話しはまた別の機会に)
- 自分の働きを本当に喜んでもらえる人に届けてその対価をいただく
- 仕事は自分の裁量で
- どこに居ても働けるノマド的な仕事の仕方
こんな風に考えや思いにたどりついたんですよね。
文章に書くとひとフレーズですが、かなりの大きな決断!
そして自分の目標がふんわりと決まったので、その準備のためのことを日々考えました。
1日の大半を会社で過ごすので、その時間は何もできないのか?いやいや何かあるはず!
自分に軸を置いて考える。
それで仕事を通じて、仕事の中で自分に有意義なことにを探すことに。
こういう風に考えれたのは、自分の仕事(教育訓練)が大好きだったから。
これは本当にラッキーでした。
そしてスキルアップさせることは将来の自分のためもなるので。
ざっと取り組んだコトはこんな感じ。
- 外注していたインストラクションは自分が講師をして内製化
- 新たな手法の研修方法を取りれる
- 関わっているプロジェクトにZoomを導入して時間・コストの削減化
お給料をもらいながらこれらを自由にさせてもらったのはありがたかったですね。
Wで得した感じでした(笑)
自分がフリーランスになってから役立つこと中心ですが、この取り組みは社員にとっても会社にとってもいいハズなんですよね。
こっそりと自分ばかりのことを考えて、、、と思う一方で、実はわたしのスキルが上がれば会社も助かる。
WINWINですから、皆がシアワセです。
フリーランスになろうと思って自分を軸に考えた行動ですが、プラスの循環も生み出してくれました。
新たな取り組みには部を超えてた周りの協力が不可欠です。
これもありがたいことに、皆とても協力的で。
情報システムなどを巻き込んでの活動は勉強になりました。
情シスの部長やマネージャーが一緒に行動してくれたのは本当に心強かった。感謝しかないですね。
私の場合は、たまたま「退職する」ことを決めていたので、
- 自分のスキルアップが重要
- すこしだけ怖いもの知らずになれた
こんな思いや考えになれたので行動に移しやすかったですね。
同じ時間を仕事に費やすなら、なにかそこからスキルでも人脈でもなんでもいいので「盗んじゃおう!頂いてしまおう!」と思えるとイイなと思います。
お給料は我慢料ではありません!/まとめ
今回は、「仕事がつまらないと嘆くあなたへ”お給料は我慢料です”」について私の実体験を通じてお話ししました。
私の考えは、
せっかく同じ時間を過ごすなら、なにかそこから得るものがないか?と考えれるとシアワセですよね。
お給料をもらいながら、スキルアップや人脈づくりができれば。
「我慢料」と考えるなら私は出来ませんでしたが「お給料に見合う働き」という割り切りもありかなって。
いずれにしても、頑張り過ぎないことは大切ですよ。
体調を壊してまで、仕事中心の生活にする必要はないので。
何が自分には大切なのか?はいつも考えるように。決めれるのは自分ですからね!
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