《アサーションスキル》トレーニングやおススメ本(書籍)で自己表現!
こんにちは!ハートウォームアドバイザーあき子です。
今回は「アサーションスキル」を身につけて、自分の意見を言う・自己表現を行えるように!という内容をお伝えします。
自分も相手(周り)も尊重したうえで、意見を言える・交わせるというアサーションスキルは、日常生活でも利用できる方法です。
今まで自己表現(自己主張)が上手くできないなぁと感じている方は必見ですよ!
アサーションスキルを得るためのトレーニングや、おススメの本(書籍)を合わせてご紹介します。
《アサーションスキル》トレーニングやおススメ本(書籍)で自己表現!
自分の気持ちや意見を素直に表現できるってステキですね。
わたしは上手く自分の気持ちや意見を言うことができずに挫折した経験があり、アサーションスキル関連の本を何冊か読みました。
読み進めていくと、まさに私のことだ!と思える《非主張タイプの相手に合わせて自分を抑える》が出てきて、あるあるでした。
私の場合はすべての相手(周り)に非主張ではありませんでしたが、その傾向があったということです。
書籍から客観的に自分を振返ることで、その後は相手を選ばず自分の気持ちや意見を伝えることをゴールに、トレーニング(意識する)するように。
考え方、捉え方に変化を持たせることで、アサーションスキルは徐々に身についていきます。
思いあたる方は自分を責めることはありませんよ。
ちょっと角度を変えて意識をすると、自分も相手も責めることなくコミュニケーションが図れるように。
良かったら参考にしてくださいね。
アサーションスキルで上手に伝える
まずは、自分のタイプを見極めてみましょう。
次の3つのコミュニケーションタイプがあります。
アサーション・3つのコミュニケーション/ アグレッシブ(攻撃タイプ)
自分の考え・価値観が正しいと強く思っていて、それをぐいぐいと主張するタイプですね。
相手の気持ちは考えずに、時には感情的になることもあります。
*一方的に伝える
*理詰めで追い込む
*強く要求する
まさに、アグレッシブ(攻撃的)で自分を押し通すタイプのことです。
アサーション・3つのコミュニケーション/ ノンアサーティブ(非主張的タイプ)
相手を立てて、自分の考えを押し殺して合わせてしまうタイプですね。
意見を「言わない」というのではなく「言えない」のです。
*面倒くさいことになるなら、言わないでおこう
*自己肯定感が弱く自信がない
*分かってもらえないと思い込んでいる
まさに、時と場合によって私がこのパターンだったのでよくわかります。
自己主張をしっかりできないんですよね。
アサーション・3つのコミュニケーション/ アサーティブタイプ(伝え上手)
最後は、伝え上手なアサーティブタイプ。
自分・相手双方の立場を十分配慮したうえで、その場に適した意見を伝えることができるタイプですね。
私の友人にも自然に自分の意見を言えるタイプが居て。
信頼できるなと思いますし、こちらも意見を言いやすいですね。
とてもありがたい存在だと感じています。
*自分の意見を具体的にまた素直に伝える
*相手の意見も受け止めて、会話のキャッチボールができる
*相手に歩み寄り、双方が納得いく結論を導こうとする
アサーション/I(アイ)メッセージで伝える
伝え方の工夫の1つとして、I(アイ)メッセージがあります。
例えば、
わたしは〇〇と思う。
わたしは〇〇して欲しい(欲しかった)。
というように、自分を主語にすることはメッセージが直接伝わりやすいですね。
また逆にYOUメッセ―ジ(あなたを主語にする)にすると決めつけ感が出てしまい、人によっては責められているように感じることもあるでしょう。
あなたに○○して欲しい(欲しかった)。
どうしてあなたは〇〇したの(してしまった)。
YOUメッセ―ジの例を想像すると、その場の雰囲気や後味は良くないですね。
▼自分の意見を素直に言えない・・気になる方は↓
アサーションスキルはトレーニングで身につける?
アサーションスキルは良好な関係を築くために、またストレス軽減のためにもぜひ身につけることをおススメします。
まず上述した3つのコミュニケーションパターンから、ご自身はどのタイプでしょうか。
わたしは、アサーティブになれる場合、ノンアサーティブ(非主張型)の混在でした。
相手や場によって上手く伝えることができないことがあり、のちのち苦しい思いも。
ノンアサーティブ(非主張型)の時は、自己効力感が低い、相手のちょっとした上から目線的な言動がイヤになってしまうなど、今ではその原因を理解しています。
このように自分の状況や気持ちがわかると、アサーションスキルを身につける時の参考になりますね。
皆さんはいかがですか?
アサーションスキルに関するおススメの本(書籍)は?
なんといってもアサーションの第一人者である、平木典子先生の本はおススメです。
アサーションスキルを習得するための研修講師もなさっているようですが、まずは平木先生の本を読んでみるといいかなと。
平木先生のコメント
アサーションの魅力は、3つの道を私に開いてくれたことです。
まず、自分も相手も大切にする応対の道を知らせてくれたこと。
2つ目は、アサーションを知っただけで、生き方が楽になること。
そして、アサーションは、自分らしさを一歩、一歩育んでくれること。
<引用:日本・精神技術研究所HP>
入門編として
改訂版 アサーション・トレーニング ―さわやかな〈自己表現〉のために
著:平木典子
アサーショントレーニングを日本に最初に取り入れ、今も活躍なさっている平木先生の書籍。
初心者にも読みやすく解説をしています。
マンガで分かりやすく
著:平木典子
《マンガでやさしくわかる》シリーズは、字を読むのがちょっと苦手だったり、ラフな気持ちで読みたいときにおススメです。
平木先生が解説を書いているので内容的にもOK。
関連本として
著:戸田久実
アンガーマネジメントをメインの切口にした本ですが、アサーティブコミュニケーションについて多くのページを割いています。
イラストや図式など工夫をこらした構成なので、読みやすいですよ。
サクサクと進むし、内容も分かりやすくて。
アンガーマネジメントは感情(怒り)コントロールの1つなので、アサーションとは親和性が高く理解が深まります。
どの本も、肩に力を入れずに読めるステキな本です。
わたしの手元においている本のなかでも、時々読み返したいと思えるもの。
ただ、本を読んでインプットだけで終わることはもったいないので、日ごろから意識して試していくようにしましょうね。
▼感情をコントロールして理性で考えれるヒントはこれだ!
まとめ
アサーティブスキルについて、3つのコミュニケーションパターンの例や、参考になる本(書籍)の紹介をしました。
アサーションスキルを身につける(トレーニング)ことは
・自分を大切にする
・人間関係をもっと楽にする
・自己表現をスムーズに行う
など、自分を認めることで、心の安定や人との関係などが深まっていきます。
3つのコミュニケーションパターンから、自己理解とそしてできれば他者理解もしてくださいね。
具体的には、
・自分はどのタイプなのか
・家族や友人、上司・同僚はどのタイプか
を照らし合わせてください。
これが分かると、自分がアサーティブに行動することに加え、相手もアサーティブになれるように配慮や工夫することもできます。
また、自分が素直に相手に接したとしても、必ず相手がスッキリするわけでも、上手くいくわけでもありません。
相手があることですから当然ですが、せっかく思いを伝えてもしっくりこないとショックだと。
でもこの場合は、自分がアサーティブに相手に意見や考えを伝えたこと、そのことを良し!としOKと考えましょう。
アサーティブな人になって、周りとの関りがよりスムーズになるとイイですね。
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